【三田村管打団？】

揃いも揃った総勢16名のブラスバンド、うち、見目麗しきレディースがこれまた10名。

現実版「スウィング・ガールズ」？いやいや、そんな甘っちょろい代物と思ったら痛い目に遭うこと必至の爆裂ブラスバンド、それが三田村管打団？。

大阪/神戸を拠点とするこの楽団、今は亡き希代のトロンボーン奏者大原裕率いる哀愁漂うブラスバンドLIVE!LAUGH!の若手精鋭を骨格とし、その後、増殖・進化・退化・昼寝・引退勧告・また昼寝・大増殖......等々を繰り返す。

そして、生き残ったメンツを顧みれば、関西の屋台骨(管?) を支える輩がずらりと並ぶ。

しかし、そんな手練れたちが、ブカブカドンドンと、最高の笑みと小気味のいいブラス・サウンドを引っ提げ練り歩く姿は、まさに天上の楽団とも言えるもの。心根を鷲掴みするノスタルジックな旋律もあれば、老若男女踊り出す祭りのビートもあり、ブラジルのパーティ・バンドを想起させる日当たりのよいサウンドもあり、空気を蒼白く染める美しきハーモニーもあり、と盛り沢山。

東欧のブラスバンドやニューオーリンズのビッグバンドとも異なるブラス・サウンド”

聴け、笑え、そして踊れ!

【クイーンズランド州警察音楽隊】

マーチングバンドとして数々の国際賞を受賞している実力派で、近頃活躍を目にする警察音楽隊。

古くは軍隊の士気向上等を目的に行なわれた演奏も最近は世界中の警官や消防隊員達が行なうひとつの芸術となっている。

ケルト系の祖先を多く持つ国民性からバグパイプとドラムと言う重厚な音色を選び、それが楽団の独自スタイルとなっている。

本楽団は今年創立50周年目の記念として海外遠征を行い各地で演奏を行なっていく予定。

「一人でも多くの人に」をモットーに遠征する意向だ。

エジンバラのミリタリータトゥーでも、多大な名声を得る素晴らしいバンド。

総勢：18名程度