関西・大阪21世紀協会は「文化力向上」「関西・大阪のイメージ向上」「水都大阪まち育て」の三本を軸に「大阪の文化力向上」を目指します。

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osaka directory

当協会は1982年に設立され、今年で設立40周年を迎えました。それを記念し、設立40周年記念事業として「Osaka Directory(おおさか・ディレクトリ)」を開催しています。この事業は大阪中之島美術館と共同で主催する、関西ゆかりの若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会です。今年度を皮切りに、これからの時代を象徴する、新たな表現を生み出す作家を毎年紹介していきます。


Osaka Directory 3
遠藤 薫

2023年1月20日(金)~2月26日(日) 10時~17時 観覧無料
大阪中之島美術館 2階 多目的スペース  ※月曜日休館(開館日は開場)

≪主催≫
大阪中之島美術館、公益財団法人関西・大阪21世紀協会【設立40周年記念事業】
 ≪supported by≫
 RICHARD MILLE
 ≪協賛≫
 サントリーホールディングス株式会社、ロート製薬株式会社、大和証券株式会社、
 西日本電信電話株式会社、ダイキン工業株式会社、株式会社丹青社

 今回は「Osaka Directory」第3弾として、遠藤 薫(えんどう・かおり)さんの個展を開催します。遠藤さんは国内外各地で、その地に根ざした工芸や歴史、生活と密接に関わる政治との関係性を紐解き、主に「布」を用いて作品を制作してきたアーティストです。本展覧会では、今回のために石垣島で制作された丸木舟を展示します。丸木舟は、沖縄を含む南西諸島では1950年代頃まで、漁船としてだけでなく、荷物の運搬や移動手段としても活用されていました。展示する舟の帆は、沖縄の米軍嘉手納基地の敷地内で黙認されてきた耕作地に生える糸芭蕉(バナナの一種)の繊維でできています。作家が自ら繊維を取り出し、芭蕉布を織り上げ、帆に仕立てました。本展は、芭蕉布と沖縄・八重山列島をめぐるパイパティローマ伝説(*)と、基地からの副産物で創られる沖縄の民芸品について、弱さとも強さとつかない柔らかで痛切な「人の営み」に視線を向けています。インスタレーションに組み込まれた、日用品に限らない「生活の中で用いられてきたもの」から、その土地に暮らす人々の記憶から切り離せない政治や歴史的背景の存在を感じることができるでしょう。

アーティスト プロフィール

遠藤 薫 (えんどう・かおり)

1989年、大阪府生まれ。2013年、沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。2016年、志村ふくみ(紬織, 重要無形文化財保持者)主宰アルスシムラ卒業。出身地である大阪に加え、東京、沖縄、ベトナムなどを拠点にしながら、国内外で制作を行う。最近の主な展示に「STILL ALIVE: 国際芸術祭あいち2022」(豊島記念資料館、愛知県一宮市、2022年)、「琉球の横顔」(沖縄県立博物館・美術館、沖縄、2021–2022年)、「Welcome, Stranger, to this Place」(東京藝術大学大学美術館陳列館、東京、2021年)、「閃光と落下傘」(青森公立大学 国際芸術センター青森、青森、2020年)「第13回 shiseido art egg」(資生堂ギャラリー、東京、2019年)などがある。

  • 「重力と虹霓 Gravity and Rainbow」2019年 展示風景
  • 「閃光と落下傘」2020年 展示風景
  • 『羊と眠る』2022 年、羊皮・羊毛ほか

  ■ 関連プログラム  ≪ アーティスト・トーク ≫
  登壇者:遠藤薫、吉田友厚(吉田サバニ造船)
  モデレーター:大下裕司(大阪中之島美術館学芸員)
  開催日:2023年1月21日(土) 11:00 – 12:00
  会 場:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
  定 員:30名程度
  参加費:無料(事前申込不要)

お問い合わせは、大阪中之島美術館ホームページ(https://nakka-art.jp)またはお電話(06-6479-0550)まで



osaka directory

当協会は1982年に設立され、今年で設立40周年を迎えました。それを記念し、設立40周年記念事業として「Osaka Directory(おおさか・ディレクトリ)」を開催しています。この事業は大阪中之島美術館と共同で主催する、関西ゆかりの若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会です。今年度を皮切りに、これからの時代を象徴する、新たな表現を生み出す作家を毎年紹介していきます。


Osaka Directory 2は終了しました。
多数のご来場ありがとうございました。

Osaka Directory 2
貴志 真生也

2022年11月23日(水・祝)~12月25日(日) 10時~17時 観覧無料
大阪中之島美術館 2階 多目的スペース  ※月曜日休館(開館日は開場)

≪主催≫
大阪中之島美術館、公益財団法人関西・大阪21世紀協会【設立40周年記念事業】
 ≪協賛≫
 サントリーホールディングス株式会社、ロート製薬株式会社、大和証券株式会社、
 西日本電信電話株式会社、ダイキン工業株式会社、株式会社丹青社

 今回は「Osaka Directory」第2弾として、貴志 真生也(きし・まおや)さんの個展を開催します。貴志さんは木材や建築資材、発泡スチロールやブルーシートのような梱包資材、プラスチックの部材、LED電光掲示板などの工業資材を用いて、立体作品やインスタレーションを制作されています。見たことがあるものがそのままで存在しながら、見たことのないものに変化した作品は、作家の「手仕事」に潜む作品制作における本質を垣間見ることができるでしょう。

アーティスト プロフィール

貴志 真生也 (きし・まおや)

1986年、大阪府生まれ。2009年、京都市立芸術大学彫刻専攻卒業。看板、建物、社会といった、人によってつくられた環境をモチーフとし、その意味を問い直す作品を制作している。主な個展に「リトルキャッスル」(児玉画廊、東京、2009年)、「バクロニム」(児玉画廊 、東京、2010年)、「鼻向け」(Antenna Art Space、京都、2010年)、「またのぞき」(神戸アートビレッジセンター、兵庫、2014年)、「虚実」(児玉画廊、東京、2022年)など。主なグループ展に「リアル・ジャパネスク:世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館、大阪、2012年)などがある。11年には、メゾン・エルメスのウィンドウディスプレイを手がけた。

  • 《ショーケース》2019年 展示風景
  • 《バクロニム》2010年 展示風景1
  • 《バクロニム》2010年 展示風景2

  ■ 関連プログラム  ≪ アーティスト・トーク ≫
  登壇者:貴志 真生也
  モデレーター:大下裕司(大阪中之島美術館学芸員)
  開催日:2022年11月23日(水・祝) 11:00 – 12:00
  会 場:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
  定 員:30名程度
  参加費:無料(事前申込不要)

■貴志 真生也氏(きし・まおや)の評文  Osaka Directory

 貴志真生也氏(きし・まおや)には湧き出る情熱がある。これは芸術家にとって、不可欠のものである。
 そのマグマがたまり、体内で爆発する寸前に、表現物ができあがる。その材料は日常的によく目につく素材を使う。
 たとえばブルーシート、たとえば発泡スチロール、たとえばテーブルに敷く白いレースカバー、さらには韓国の即席めん、辛ラーメンですら氏の造形に採り入れられる。購入先はAmazonなど。誰でも同じものが手に入る。36歳の氏の独創性が輝く。
 さらに、氏はそういう素材を使うことによって、我々一般の人間と近いところにいることを訴える。メゾン・エルメスのディスプレイを手がけたこともあるが、芸術家として、自分を一段高いところに据えることはない。
 氏の作品群の一部を公開する「Osaka Directory」が大阪中之島美術館で11月23日に始まった。クリスマスの12月25日が最終日である。会期は約1か月だ。
 このOsaka Directoryは才能あふれる文化の作り手を世間に広く紹介する。この美術館と関西・大阪21世紀協会が共催する。今回は2回目。大阪は氏が生まれ、現在も生活をし続ける縁の深い場所である。
 展示場所は美術館内の多目的スペース。入場は無料である。金銭をかけず、氏の世界観に触れることができる。
 今回は氏の11作品が展示されている。氏の小宇宙が垣間見られる代表的なものは、≪良い素材集#4≫であろう。ブルーシートや橙色のネット、割りばしなど11の素材が使われており、台座などの緑も目に飛び込んで来る。それが50センチほどの縦長のアクリルケースに収まっている。
 角材の上にシートやネットをかけた形は、さながら船の帆のようだ。明るくキラキラの希望を表す。その下部を白いネットが包みこむため、動き出す感じはしないが、風の力をイメージさせることで、鑑賞者の想像を膨らませる。
「私が眺めたり、気に入った素材で即興的に作ったものです」
 氏は会期初日に話した。これこそが氏の真骨頂である。芸術的に見捨てられることが多いものに光を与える。自らの熱が冷めやらぬ内に創作する。「鉄は熱いうちに打て」である。氏の手を経て、見捨てられている素材は別の命が吹き込まれる。氏は彼自身を包むものに愛を送っている。
 ≪フェイスパック≫は茶がかったクリーム色のカンヴァスで作られた。壁一面を占領する。氏の妻女が日々使い、その姿を子供が楽しげに見ているところからヒントを得た。微笑ましい光景も芸術に生きる。通常の商品に換算すれば、600は優にある。
≪土台の像≫は、人の背丈ほどもあり、横幅は力士よりも広い白い発砲スチロール8つを連ねて作った。圧巻である。これら3つを含め、興味を引く作品ばかりである。
よい芸術に能書きはいらない。頭で考える必要もない。見るのではなく、感じればよい。氏の作品群はそのことを改めて認識させてくれる。(ライター:鎮 勝也)

お問い合わせは、大阪中之島美術館ホームページ(https://nakka-art.jp)またはお電話(06-6479-0550)まで



osaka directory

当協会は1982年に設立され、今年で設立40周年を迎えました。それを記念し、設立40周年記念事業として「Osaka Directory(おおさか・ディレクトリ)」を開催します。この事業は大阪中之島美術館と共同で主催する、関西ゆかりの若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会です。今年度を皮切りに、これからの時代を象徴する、新たな表現を生み出す作家を毎年紹介していきます。


Osaka Directory 1は終了しました。
多数のご来場ありがとうございました。

Osaka Directory 1
赤鹿 麻耶

2022年8月6日(土)~9月11日(日) 10時~18時 観覧無料
大阪中之島美術館 2階 多目的スペース  ※月曜日休館(開館日は開場)

≪主催≫
大阪中之島美術館、公益財団法人関西・大阪21世紀協会【設立40周年記念事業】
 ≪協賛≫
 サントリーホールディングス株式会社、ロート製薬株式会社、大和証券株式会社、
 西日本電信電話株式会社、ダイキン工業株式会社、株式会社丹青社

  今回は「Osaka Directory」第1弾として、新進気鋭の写真家・赤鹿 麻耶(あかしか・まや)さんの個展を開催。赤鹿さんは大小さまざまな写真によって空間を覆うインスタレーションや、メモやテストプリントなどによる作品制作のプロセスそのものを見せる展示を発表。本展では、これまでに発表された作品に加え、未発表の新作も紹介。

アーティスト プロフィール

赤鹿 麻耶 (あかしか・まや)

1985年、大阪府生まれ。2008年、関西大学卒業。10年、ビジュアルアーツ大阪写真学科卒業。11年、作品《風を食べる》で第34回写真新世紀グランプリ受賞。大阪を拠点に海外を含む各地で個展、グループ展を開催。夢について語られた言葉、写真、絵や音など多様なイメージを共感覚的に行き来しながら、現実とファンタジーが混交する独自の物語世界を紡ぐ。主な展覧会に「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」(東京都写真美術館、東京、2020年)、「赤鹿麻耶写真展『ときめきのテレパシー』」(キヤノンギャラリー、東京、2021年)などがある。

  • 《人間以外》2021年
  • 《花に触れないでください》2020年
  • 《見えてないとおもった?》2021年
  • 《理解書店の店主 M》2017年

  ■ 関連プログラム  ≪ アーティスト・トーク ≫
  登壇者:赤鹿 麻耶
  モデレーター:大下裕司(大阪中之島美術館学芸員)
  開催日:2022年8月6日(土) 14:00 – 15:00
  会 場:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
  定 員:30名程度
  参加費:無料(事前申込不要)

お問い合わせは、大阪中之島美術館ホームページ(https://nakka-art.jp)またはお電話(06-6479-0550)まで