
台湾における緑化木調査普及プロジェクト
事業紹介
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写真紹介:台湾の高等学校での環境学習支援
写真提供:名古屋産業大学環境経営研究所 - 本事業では、台湾の小・中学校、高等学校を対象に、CO₂の吸収源対策に繋がる緑化木調査の系統的支援を行います。具体的には、環境教育を支援してきた高等学校6校をモデル校として、現地の植物生態系に応じた緑化木調査を支援します。また、周辺の小・中学校でもモデル校を選定し、緑化木調査の基礎となる植物の光合成実験を支援します。学習成果については、日本と台湾のモデル校を対象としたセミナーの開催を通じて共有します。
開催期間 | 2022年04月12日~2023年03月31日 |
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開催地 | 基隆市、苗栗県、新竹市、台中市、高雄市、宜蘭市 |
アクセス | |
助成決定金額 | 700,000 |
連絡先 | 名古屋産業大学環境経営研究所(伊藤、長谷川) ℡0561-55-5101、fax0561-52-0515 |
ホームページ | https://www.nagoya-su.ac.jp/research/green-business/ |
本事業では、気候変動に対応した環境リテラシーとして、CO₂の吸収源の可視化とその改善に向けた探究的な学習能力を養成します。また、国境を越えた環境教育交流を通じて、国際協調の基盤となるグローバルシチズンシップを養成します。グローカルな視野で植物生態系の多様性を理解し、CO₂の吸収源対策を考える学習機会を提供することにより、パリ協定の目標達成に向けた行動変容と国際協調に貢献することをめざしています。