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関西・大阪21世紀協会は「文化力向上」「関西・大阪のイメージ向上」「水都大阪まち育て」の三本を軸に「関西・大阪の文化力向上」を目指します

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チリトリ鍋

分類

だし:醤油、酒、みりん、味噌、コチュジャン、唐辛子
つけだれ:なし
シメ:うどん、雑炊

特徴

ホルモンとは牛、豚、鶏などの内臓のこと。関西では特に、牛のホルモンが家庭でも、飲食店でも、よく食べられており、鉄板焼きや炒め物は勿論、鍋の具材としても馴染みがある。
チリトリ鍋の具にはタン、テッチャン(大腸)、ミノ、ハラミなど、さまざまな牛ホルモンが使われる。
野菜やその他の具は、ごくシンプルにタマネギとネギのみという店もあれば、モヤシ、ニラ、キャベツ、キムチ、豆腐などが加わる店もある。
チリトリ鍋は四角くて浅いステンレスの鍋を使って作る。
そのため、汁気は少なく味噌、コチュジャンなどで作ったタレ(もみだれ)を揉み込んだホルモン、野菜の順に鍋に積んでから、炒め焼きしていく。そうしているうちに、だんだんと野菜から水分が出てくる。あるいは、鍋の底が隠れる程度の少量のタレを加えた上に、具材をすべてのせて加熱し、野菜の水分が出てくるのを待って全体を混ぜ合わせて食べる。

シメには、肉と野菜の旨みが凝縮された濃厚な残りタレにごはんやうどんを加える。

歴史

鉄板鍋

半世紀ほど前に大阪市生野区の万才橋で生まれたとされるチリトリ鍋。その名も「万才橋」という店が発祥といわれている。鉄工所を営んでいた初代が作った四角く浅い鍋が「チリトリみたい」だったので客がチリトリ鍋と呼ぶようになり、その愛称とともに関西各地に広まった。もともとは、テッチャン鍋やホルモン鍋と呼ばれよく食べられていたホルモン料理の一つだった。ちなみに、創業当初から現在に至るまで同店では鉄板焼という名前で提供されている。

味つけは醤油や味噌で、しっかりと濃い味を肉に染み込ませて焼く方法と、だしがベースのタレで煮る方法があるが、いずれにせよ鍋が浅いので汁気は少ない。加熱している内に野菜から水分が出てくるが、最後のシメも、ごはんやうどんが汁気をすべて絡め取ってしまう程度の水分しかない。

チリトリ鍋は主に専門店や焼肉店で食べられる。専用の四角い鍋を家庭用に持つのは一般的ではないためと、さまざまな種類の新鮮なホルモンを買いそろえるのも、大変だからであろう。

素材

<主な具材>
★牛ホルモン(タン、ハラミ、ミノ、大腸など)
豚バラ肉、タマネギ、ネギ、キャベツ、ニラ、モヤシ、キムチ、豆腐
シメ:雑炊、うどん
<だし>
醤油、酒、みりん、味噌、コチュジャン、ニンニク、唐辛子など
<つけだれ>
なし

この素材に注目

ホルモンはいろいろな種類を組合せて食べられることが多い。飲食店によって使われる部位はさまざま。

・牛ホルモン、野菜などの具材は適当な大きさに切る
・牛ホルモンにタレを揉み込む
・すべての具材を鍋に盛り加熱する
・野菜がしんなりして、ホルモンがよく煮えたら出来上がり
・シメはごはんやうどんを残り汁に絡めて食べる

POINT

・ホルモンにタレを揉み込んでしっかり濃い味をつける
・野菜を加える量で煮汁の多さを調整する

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